こんばんは、旅する心理士ゆうちょ(@yuucho_obake)です!
前回は旅先で恋に落ちやすい理由を解説しました。
でも、もし恋をはじめようと思ったら、恋に落ちただけでは何も始まりません。
今回は、相手にあなたを印象付ける4つの方法を紹介します。
まずは自分を相手に印象付けましょう。
気づいてもらって、気に留めてもらって、そこからがスタートです。
メラビアンの法則

第一印象は初めて会った時の3〜5秒で決まります。
その情報のほとんどが「視覚情報」から得られます。
心理学者メラビアンが行った実験は、「視覚」「聴覚」「言語」それぞれ矛盾した情報が与えられた場合に、聞き手がどれを重要視し、話し手の感情や本心を判断するのかという内容でした。
結果は、以下の通り。
言語情報(話の内容など):7%
聴覚情報(声の質・速さ・口調など):38%
視覚情報(見た目・表情・しぐさなど):55%
コミュニケーションは非言語情報も非常に大切です。
実験結果を見ると、「話の内容」はまさかの7%です。
いきなり面白い話をしようとか、ぐるぐる悩む必要はないのです。それよりも、笑顔だったり、優しい話し方なり、視覚情報や聴覚情報を大切にした方が第一印象はよくなると思います。
「何を伝えるか」より、「どう伝えるか」に意識を向けましょう。
ゲインロス効果

もし初対面で悪い印象を与えてしまったらどうしますか。もうそこで諦めますか?
いいえ、諦める必要はありません!
ゲインロス効果とは、最初の印象をさげて、後の印象をあげると、評価が『より』上がる、という心理効果のことを言います。
例えば、最初はだらしないと思っていたいた人が意外と頼りになったとか、最初は無愛想だったけど笑うととても可愛いかったとかギャップで攻めるような手法になります。
出会った時にうまく話せず失敗してしまっても、次にあった時に挽回できるので安心してください。
よくドラマや漫画でも、第一印象最悪なアイツの良い面を知っていくうちに好きなって・・・という設定は多いと思います。ゲインロス効果で説明できるでしょう。
第一印象が良すぎて、そこからマイナスが続く場合は、あまり恋の発展は期待できないと思います。それよりは、そこそこの状態からスタートして、プラスを重ねる方が現実的です。
ハロー効果

ある人を評価する際、目立ちやすい特徴に引っ張られ、その他の評価にも影響を与えてしまう現象のことです。
例えば、清楚な見た目の女子に対して、「きっと性格も純粋に違いない」とか、目立ちやすい特徴がポジティブなら、その人への評価もポジティブな方に引っ張られます。逆に、ボサボサ頭をしていると、「性格もだらしないのかも」と全体の評価がネガティブな方に傾く可能性があるので注意が必要です。
自分のなりたい方向性につながりやすい特徴を強調するのが良いでしょう。
例えば、清楚だと思われたい時。
第一印象だと視覚情報が優位なので、「落ち着いたトーンのワンピースを着る」。次は聴覚情報が優位なので「落ち着いた話し方をする」「上品に笑う」など。自分がイメージする清楚な人が着るであろう服装、仕草、行動、話し方などを意識するは良いと思います。
わたしは会う相手によって服装を変えます。相手が友人なので特に深い意味はなくやっていますが、洋服好きの子と遊ぶときは新作の服を着て行ったり、旅行好きの友人には海外で買った服、インド人の友人と会うときは大振りのピアスつけたり。
相手の嗜好に合わせた特徴を視覚的に提示することで、もしかしたらわたしの全体の評価も上がっているの・・・かも・・・。
カリギュラ効果

禁止されるほどやってみたくなる!
人間は自分の行動を妨害されると、ストレスを感じるとともに、それを克服するためにかえって強い欲求が湧き上がることがあります。
危険な秘密の恋ほど燃え上がるとか、不倫がなくならないのもこれのせいかな・・・例えば、ロミオとジュリエットもそうですね。
現実的に考えると、なかなか第三者から禁じられる関係はないと思います。自分でそっけない素振りをしても、そのまま恋を逃す可能性もあります。
相手の興味を存分に引きつけておいて、「来月試験があるから、しばらく会えない」とか、押して引く的な形だったら良いかも。自分たちのせいではなく、試験という状況によって、恋が邪魔されているという。
また、ちょっとずれますが、モテる男性には「イケメンだね」とか「モテそう」とか聞き慣れているものとは違うセリフを言った方が相手に印象付けることが出来ます。
はい、以上。
相手に自分を印象付ける4ステップでした♡
印象をつけただけでは、なかなか恋は進まないものです。
次回の恋する海外旅行シリーズでは、相手との距離を縮めるテクニックを紹介します。