発達障害

ADHDやアスペ*大人の発達障害の女性がうまく生きるコツ

こんばんは、旅する心理士ゆうちょ(@yuucho_obake)です!

発達障害に関するコラムも今回で3回目になります。
過去のも良かったら合わせてチェックしてください👇

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今回のテーマは女性の発達障害についてです。
文部科学省の調査では、発達障害全体での男女比は、2.4:1とのこと。
男性の方が多いですが、そこまで性差は大きくないと思います。

“オバケ”
“オバケ”
発達障害の対処法って性差関係あるの?
“ゆうちょ”
“ゆうちょ”
あると思います。

なぜかというと、特性は同じでも発達障害はコミュニケーションの障害です。男女でコミュニケーションスタイル・対人関係スタイルが異なるため、社会生活の上でどんなところに困るのか、どんな対処法を取るのかも変わってきます。

 

ADHDなど女性の発達障害は特に環境に左右される

大人女子の発達障害は男子より分かりづらい

なぜかというと、「大人になる前に壁にぶち当たり、それぞれが生き抜くための対処法を見つけながら成長する」ため、外からだと分からい状態になっています。

壁にぶち当たらない優しい(?)自由な環境だった場合や、個人の特徴がものすごく強くて周りが合わせてくれた場合は、そのまま大人になるケースもあります。

つまり、子供の頃の環境に大きく左右されて、どんな状態で大人になっているか決まるということ。

わたしの脳内では、裸だった子供が身を守るために、いろんな服を着たり、防具を見につけているイメージです。どんな服・どんなアイテムを選ぶかは、個人の特徴や周囲の環境によります。暖かい南国なら腰に布を巻くだけで大人まで過ごせるだろうし、北国ならたくさん着込まなければならない、戦争している国なら防具を身につけたり、時には武器を持つだろう。

なんとなく、皆さん理解できましたでしょーか?

つまり、大人女子の発達障害は、ある程度武装した状態なので、男子の発達障害より、外から分かりづらいのです。

周りから見えない分、自分のツラさを分かってもらいづらい

苦労していること、きついことを理解してもらえず、さらにうまく内省ができていない場合は、なぜだかよく分からないけど、生きづらいという悩みを抱えやすいです。

 

女性の発達障害*第1の壁、それは集団行動

それでは、女性の発達障害がぶち当たる壁とはなんでしょうか?

まず1つ目の壁は、小中学時の集団行動です。男子は集団で行動する人もいれば、単独行動している人も多い。しかし、女子は集団行動がスタンダードです。わたしが子供のころは集団トイレ、集団教室移動はマストでした。現在の世代はどうなんでしょう。教えて欲しい。

さて、集団の中だと必ず協調性が必要になります。その中でマイペースに行動できないことを知り、違和感を覚えつつも、一人になるリスクを検討して、周囲に合わせるという技術を身につけるケースが多いです。

小学生の頃は、「なんとなくそうしといた方が良さそう」と受け入れられても、中学生になると自分の考えや信念がしっかりしてくる分、「集団行動」を受け入れづらいケースが増えてくると思います。負担を感じつつも、いじめられる、はぶられるリスクと天秤にかけ、自分の中で折り合いがつくような立ち位置を見つけられると良いと思います。

わたしが中学生当時、母がわたしに一言。

母親
母親
社会勉強だと思って色んな人間を見なさい

この言葉がきっかけで対人関係や振る舞い方について、スキルとして考えるようになりました。

パターンごとの学習

どんな対処法かというとかなり地道です。

はじめは空気を読まない発言をするなど、めちゃくちゃ失敗すると思います。

自分の発言の後に、周囲の人間の表情がどう変化するか、会話が止み数秒の間が生まれるかなど、よく観察してパターンごとの適切な発言を学習します。これで同じ間違いは減っていくと思います。ただこれを頑張りすぎると疲れます。ほどほどが大事。

納得できる術を身につけよう

自分なりに納得づけをしないと前に進めず効率悪いことがあります。普通の人だと適当にスルーするものでも、気になるとなかなか前に進めない。自分の中で納得させないと、それに囚われてしまう。ぐるぐると考えて、検討する時間がかかる分、ほかの人よりエネルギーを使うこともあります。

納得するための自分なりのコツを身につけましょう。
・メリット・デメリットを書き出す。
・これはこうなる「定めだ」「運命だ」というスピリチュアル的な考えをする。
・他の人に聞いてみる
・とことん調べる
・一旦その場を離れてみる
などなど。納得できないものや自分の好みに合わせましょう。

なにごとも、やってみないと効果は分からないので実践・検証をオススメします。

昭和時代の「天然」という言葉の魔法

昭和時代は「天然」「不思議ちゃん」という言葉がありました。「Aちゃんは天然だからねー」と他の人とずれた行動をしても許されるケースがありました。この言葉は多くの発達障害を救ったと思います。

こんな風に個性がアイデンティティとなるような言葉があれば良いと思います。現在はアスペルガー障害や発達障害の認知度が上がったので、ちょっとずれた行動を取ると、直接的に「アスペ」とか「はったつ」と呼ばれているのかもしれない。それなら、「自分はアスペなんで〜」とか、そのカテゴリーに自ら飛び込んでしまった方が楽になれるかもしれない。

こだわりの部分で女子受けを狙う

発達障害は強いこだわりが特徴です。こだわっている部分なら、とことん調べてとことん極めます。もし、このこだわりの部分が女子受けする場合、人生が一気にイージーモードに行く場合があります。

例えば、化粧品、ファッション、音楽あたりが良いと思います。
その分野のエキスパートになれば、多少ずれてても「個性」とポジティブに捉えられるケースが多いです。

わたしは、学生の頃は洋服と音楽、現在はグルメと旅行です。
食べ物と旅行の話なら何時間でも話せるので、社会人になってからは、苦痛な飲み会もなんとか耐えられてます。



女性の発達障害*第2の壁、それは就職

発達障害は環境に左右されます。よって、どこに就職するかで大きくツラさが変わります。自営業、IT関係、ベンチャー、芸能、芸術、技術職など規則が緩めのところや技術・技能を生かして働けるところなら、むしろ個性を生かしつつ生活しやすいかもしれない。しかし、女性は男性と比べると、一般企業、事務職に就きやすい。そうなると、個性より協調性を重視される、尚且つ学生とは立場が違うので規則も強くなります。今まで身につけてきたスキルで対応できなかったり、新たな問題が出てくるので、新たな壁がそびえたつことになります。

「なぜ、怒られるのか」「なぜ、不愉快な顔をされるのか」「良かれと思ってやったのに」と意味が分からないと理不尽の連続。今までと同じようにやったとのに、なぜかそれが通用しない

具体的には「相手のためを思って間違いを指摘したのに、相手は上司だったので、逆に怒られてしまった」とか、立場や状況の違いによって振る舞い方が異なるので、その辺りでつまずくケースが多いです。他には、「よく間違ったことを言う、よく効率が悪いことをしている上司がいたので、隣の係の仕事が出来る人の指示を聞いたら怒らた」とか、エピソードをあげたらきりがないです。

二次障害

発達障害は環境によるストレスから、二次的にうつ等のメンタルヘルス不調になることが多いです。落ち込みや睡眠障害、食欲低下に加え、自分の気持ちに気づくのが苦手な人は、身体症状に影響が出やすい傾向があります。例えば、頭痛、腹痛、めまいなど。つまり、メンタルの限界を身体がSOS出している状態です。

自覚する練習

発達障害は気づくのに時間がかかります。例えば、自分の気持ち、現在のツラさ。だから、自分が気づく前に身体が気づいてSOSを出すのです。

「気づく」練習として、分かりやすい物からチャレンジするのが良いと思います。「気持ち」は漠然としていて気づきにくい。まずは、「気づく」感覚をつかむ練習としてのヨガをオススメします。

ヨガの中で筋肉の伸びとか、呼吸に気づき、ついでに体幹を鍛えることで、まずはぶれない身体が作れます。発達障害は筋肉の使い方が苦手な場合も多く、変なところに力を入れて慢性的に身体がこってしまうケースも多い。ヨガの中で筋肉を緊張させ、脱力させることで、普段からどこに力を入れ、どこを抜くのか、姿勢や筋肉の使い方がうまくなります。

あと、自律神経とホルモンバランスが整うで、女性にはなお効果あり。



楽に生きる方法

ポイントは👇
自分で自分の居心地を悪くしない
そこから離れるという選択肢を

自分の行動や態度を変えることで居心地がよくなることもあります。少しの工夫で快適に過ごせるなら、自分が変わるのもアリだと思います。

もうひとつ。発達障害は環境の変化が苦手なので、環境を変えることに抵抗感があります。同じ発達障害でもADHDではなく、アスペルガー障害の方は、いくら自分が辛くても、そのままその環境に耐えるという選択を取りやすいです。そこに居続けて二次的に「うつ」になる前に、そこを離れるという選択肢も視野に入れてください。あと、ストレスに気づかなくて、そこから抜け出すという発想が生まれないこともあります。そうゆう場合は、身体のどこかにSOSが出ていないか注意して観察してください。

 

自分を生かしてくれる言葉の魔法

言葉に引っかかるけど、言葉で生きている

誰かの言葉に傷つけられることも多いですが、その逆に誰かの言葉に救われることもあります。今まで言われて嬉しかった・出会って救われた言葉を集めて大切にすると良いと思います。手帳に書いたり、家の壁とか目に入る場所に貼ったりしても良いと思います。何かあったとき、その言葉から勇気をもらい、活力にすることができます。

 

以上、なかなか大作になってしまいました。

問い合わせなど、何かあればご連絡お願いします。
来年くらいには発達障害や傾向持ちで悩んでいる方への具体的なアドバイスなど出来る環境を作りたいなーと考えています。

やっぱり実際の困っている場面(よく職場の配置図とか書いてもらう)を具体的に把握して、ケースごとに検討していくのが有効だと思う。それでは。